2007年1月19日金曜日

IT部を持ってる日本の会社の割合はどうなのよ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070119/259130/

日本国内のIT市場の成長率は海外の平均を大きく下回る模様だとか・・・

>国内のIT市場の成長率が平均を下回っている背景について、
>「国内企業の経営者がITに対してあまり理解していないことや、
>IT投資をコストととらえているため」と分析する。

企業トップに関わらず、大多数の人のITに対する無理解があって、中堅以上の会社であっても総務部が片手間にシステムの面倒を見ていたりするケースが多い様に思います。「別にITとか関係ないよ」と経営者が考えていても、社員一人ひとりがPCを持ち、LANが組まれていて、小規模でもPBXがあって、個々人に仕事用の携帯を持たせる、というぐらいは今や普通の光景なのも事実。10年前、20年前を振り返ってみればシステムは着々と複雑さを増していっているわけです。それにもかかわらず、稟議が下りないという言い訳を繰り返して、10年落ちの保守もとっくに切れてしまったようなデバイスやシステムを現役で使用し、頑なに運用方法や業務スタイルを変えようとしない人たち。グローバリゼーションだ、リストラだ、成果主義だと口先だけ手先だけの改革を施しても、つまるところ何も変わってないのではと勘ぐりたくなってしまう。
自腹を切ってITの見直しを行い、業務スタイルのリストラクチャリングにまで踏み込んで、更なる成果をどうやって勝ち取るか。いいかげん考え始めてくれてもいいんじゃないでしょうか?
売り手側の勝手な主張ですけども・・・

技術大国日本をささえる企業の蓋を開くと、High Tech どころか失笑を買いかねないグズグズなOld システムが顔を出す・・・日本人エンジニアの一人として何だか恥ずかしささえ感じる今日この頃です。